トップ > コラム > 毛周期とは?脱毛との関係性について

毛周期とは?脱毛との関係性について

公開日:2023年05月24日

医療脱毛を受けている人で、「何回も通っているのに、あまり脱毛の成果が見られない・・・」とお悩みの方はいませんか?

効果的な脱毛サイクルをつかむためには「毛が生え変わる周期」=「毛周期」を知ることが非常に重要。2〜3ヶ月ペースを開けることを推奨したり、期間にバラつきがあることもありますが、最短では5ヶ月で施術が完了することも。

この記事では、毛周期とは何か、毛周期を守るべき理由について紹介します。毛周期について知っておくだけで、短期間で非常に効果的な脱毛ができるようになります!

毛周期とは?

「毛周期」とは、体毛が一定の周期で常に生え変わっていくサイクルのこと。

【成長期】→【退行期】→【休止期】

の3つの周期で、約2〜3カ月で生え変わりを繰り返しています。医療レーザーを照射して効果があるのは、成長期の毛だけなのです。

医療レーザーの波長は黒いメラニン色素に反応しますが、毛母細胞が活発な成長期の毛は黒色が濃いので、毛根まで届きます。

一方で休止期、退行期の毛はメラニン色素が薄いので、あまりレーザーに反応しません。

つまり効果をしっかり出すためには、1回目のレーザー脱毛を受けた後は、退行期・休止期が過ぎるのを待ち、成長期に入ってから2回目のレーザー脱毛を行う必要があります。

成長期の期間を見極める方法はあるのか?

体毛は、どのくらいの期間で成長期に入るのでしょうか?

実は、成長期を厳密に見極めることは不可能と言われています。毛周期は個人差があり、期間も大きくバラつきがあるためです。

さらに、部位によっても周期の差が数週間~数年と非常に幅広いのです。そのため、何度か施術に通い、自分のサイクルを見つけることが大切になってきます。

毛周期に合わせた脱毛タイミング

多くの脱毛クリニックでは施術後2カ月程度、脱毛サロンでは1か月程度間隔空けるように指示されます。毛周期の関係上、2ヶ月以内で照射しても十分な脱毛効果が得られないためです。

毛周期を無視したペースで通える脱毛店があるのはなぜ?

「1か月通い放題」「最短2週間に1度脱毛可能」と紹介されている脱毛サロンの広告をよく見かけますがどうなのでしょうか?

上記の脱毛サロンが可能な理由は、脱毛機の照射パワーが弱いからです。

脱毛機の照射パワーが強い医療脱毛で、毛周期を無視して脱毛すると肌への負担が大きくなります。

反対に脱毛サロンで施術されるエステ光脱毛は照射パワーが弱く肌へのダメージが少ないので、短い間隔で脱毛しても肌への影響が少ないからです。

ですが結局パワーが弱いため、ムダ毛0にするにあたり、医療脱毛に通う事になるケースが一般的です。

毛周期を無視するとどうなるの?

「忙しいから、早く脱毛を終わらせたい。」

「医療脱毛は高いから安く済ませるために回数を少なくしたい。」

と毛周期を無視した脱毛を行うと、全体の脱毛効果が下がってしまいます。

毛周期を無視して医療脱毛へ行くと、

レーザーを体毛に照射できず、脱毛自体が不可能になってしまう事態に。そのため、毛周期は守った方がより脱毛効果を感じやすいでしょう。