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脱毛前後に飲酒をしたらどうなる?

公開日:2023年05月24日

脱毛を受ける際には、肌トラブルを防ぐためいくつかの注意点があり、その一つに「飲酒」があります。
脱毛前後にお酒を飲んでしまうとどのような影響が表れるのか、飲酒と脱毛についてどのような関係性があるのか、気を付けるべきポイントなどを紹介します。

また、どうしても外せない飲み会の予定が突然入ってしまった場合など、脱毛前後の飲酒について困った時の対処法も併せて見てみましょう。

脱毛前後の飲酒がダメな理由とは?

結論から言うと、アルコールによって体温が上がり、脱毛の施術を受けた影響で肌に赤み・かゆみをはじめとする肌トラブルが起こりやすくなるからです。

飲酒と脱毛は肌に直接的な影響はないように思えるかもしれませんが、脱毛前後の飲酒はたとえアルコールに強い人でも、思わぬ肌トラブルが起こってしまう可能性があります。

そもそも、飲酒をしていない状態でも、人によっては脱毛を受けた際の刺激で肌が赤くなったり、痛みを感じたりすることがあります。
このような状態で脱毛を受けるのはとても危険で、特に肌が敏感な方やアルコールにあまり強くない方が飲酒をして脱毛を受けると、肌トラブルが起こる可能性が高くなるでしょう。

また、アルコールを摂ると体の水分が失われやすくなってしまいますので、脱毛の際に飲酒を控えるべき理由となります。

アルコールには利尿作用があること、そしてアルコールは体の中で分解される際に多くの水分を必要とするため、体の水分が奪われて乾燥しやすくなります。このような状態で脱毛を受けると、どうなるでしょうか。

脱毛サロンで受けられる光脱毛は、黒い色に反応する強い光を当てて毛に熱を持たせることで、ムダ毛が徐々に抜けていく仕組みです。
この時、ムダ毛だけが熱を持つのではなく、その周辺の肌にもダメージを与えます。人によっては熱さや痛みを感じたり、皮膚が赤くなったりするため、脱毛を受けた後の肌は日焼けをした状態とよく似ています。

日焼けをすると肌の水分が失われ、かさついたり皮膚がはがれたりしますが、このような状態でさらにアルコールを摂取して体の水分量が減ってしまうと、肌トラブルが起きやすい状況になってしまいます。


飲酒をするとアルコールの働きによって体に変化が起こりやすくなるため、飲酒をした状態で脱毛を受けると、いつもより強い刺激となり得るでしょう。

なので多くの脱毛サロンでは脱毛前後の飲酒はご法度と呼び掛けているのです。
肌トラブルを回避するためにも、脱毛を受ける際には飲酒をしないこと、そして脱毛を受けた後もしばらくは飲酒をしないようにしましょう。

誤って飲酒した場合は?

次の日に脱毛サロンの予約をしていたのに、うっかり飲酒してしまったという場合。
肌トラブルを防ぐためにもまずは気付いた時点でサロンに連絡し、できることならば予約を変更・キャンセルをしましょう。

脱毛サロンの営業時間が過ぎており、電話できない場合は予約当日のできるだけ早い時間に連絡をし、キャンセルや予約変更ができないか尋ねるなど指示を仰ぎましょう。

次に、脱毛後に飲酒をした場合についてです。
脱毛を受けてから24時間以内は、飲酒をするとアルコールの作用によって肌トラブルが起きやすくなると考えられます。この場合、肌に異変がないか常に気を付けるようにします。異変があった場合は、できるだけ早いタイミングで脱毛サロンに連絡をし、相談を。

アルコールを分解する能力や肌の状態は一人一人違っていることを踏まえ、次の日に二日酔いになりやすい人や体調が悪くなりやすい人は、脱毛前後のうっかり飲酒に気づいた時点で「大丈夫」と思わず、早く脱毛サロンに連絡を取るのが最善です。

いつならお酒を飲んでも大丈夫か?

脱毛前後で飲酒をする場合、そのタイムリミットは「脱毛前後の24時間」が一つの目安です。

そもそもアルコールは、摂取して吸収・分解されるまでにかかる時間は個人差が大きく、肝臓の大きさ、アルコールの影響を受けやすい・受けにくいなど、さまざまな要素によって体に起こる変化が異なります。

アルコールを摂取してこうした症状が表れやすい人は、飲み会の翌日に脱毛予約をしていても万全の体調で施術を受けられなかったり、肌トラブルが起きやすくなったりします。

そのため、ほとんどの脱毛サロンでは個人差を考え、「脱毛の前後24時間は飲酒を控えるべき」としているのです。