ムダ毛のないきれいな肌を手に入れるため、男女ともに多くの人が脱毛を行っています。
脱毛サロンやクリニックに通ってプロに脱毛してもらうか、自宅でカミソリや脱毛クリームを使って処理するかだと思いますが、どちらにもメリットデメリットがあります。
気になるのはその失敗例ですよね。
きれいな肌になりたいと脱毛をするのに、失敗すると肌にダメージを負ってしまう可能性があることを知り、万が一の際のトラブルをどのように解決すれば良いのかを見てみましょう。
この記事の目次
脱毛に失敗する理由とは?
脱毛はクリニックやサロンで施術を受けたり、自己処理をしたりして行いますが、そのどちらでも失敗してしまうことがあります。
もともと肌がデリケートだったり、繰り返し自己処理を繰り返したことで肌トラブルに発展してしまうなど、脱毛に失敗する要因としてさまざまな理由が考えられます。
ムダ毛のないきれいな肌を手に入れたいけれど、失敗する可能性があるのは怖いからといって諦める必要はありません。
脱毛に関するリスクを知る正しい知識を付けて、事前にトラブルを回避するように心がけることで失敗する可能性を減らすことができます。
脱毛は決して怖いものではなく、ムダ毛に悩む時間を減らし、自信を持って肌を出せるようになるためのステップです。
よくある脱毛の失敗例ークリニック・サロンの場合ー
脱毛サロンやクリニックで施術を受ける際に起こる失敗例についてご紹介します。
脱毛サロンやクリニックは、プロによる施術を受けられるため肌トラブルなどの失敗が少ないイメージがあります。
ただ、使っている機種・脱毛を受ける人の肌の状態・施術をする人の技術など、さまざまな要素が合わさって行われるため、時には失敗(トラブル)が発生することも。
具体的にどのようなことが起こりうるのか、詳しく見ましょう。
失敗例①:照射が強すぎて火傷
脱毛施術を行う人の技術力による原因となるのが、脱毛に使う機械のパワーが強すぎて、肌へダメージを与えてしまうということです。
サロンやクリニックによって使われている機械は異なっており、その機械もそれぞれ出力を調整できるようになっているため、カウンセリングを受けたときなどに肌の状態をチェックし、肌質に合わせた出力で施術します。
このとき、もし出力が強すぎる状態で脱毛施術を行えば、肌は当然熱のパワーを強く受け、肌がヒリヒリしたり熱さ・痛さを感じたり、ひどい場合にはやけどを負って水ぶくれができてしまうことも。
サロンやクリニックで利用されているレーザー脱毛器は、毛の黒い色に反応する性質を持っています。そのため、レーザーの出力が強いと毛の周りの肌にも悪影響が。 施術後にやけどを負ったのと同じ状態になり、その後の手当てやケアが必要になります。
失敗例②:脱毛後の肌荒れ
脱毛サロンやクリニックで受ける脱毛は、前述のとおりレーザー脱毛器が使われています。
そのため、時に強い熱によって肌が荒れてしまう可能性があります。やけどとまではいかなくても、熱によって肌が乾燥してカサカサになってしまうことも。
多くのサロンやクリニックでは、施術後のお手入れとしてジェルやローションを使って保湿をし、肌の状態を整えてくれます。
しかし、そのお手入れやクールダウンが十分でないほか、帰宅後の肌ケアを怠った場合、肌荒れが起こることがありますので注意が必要です。
失敗例③:脱毛後の日焼け
脱毛後の肌は、水分が失われてかさつきやすく、肌トラブルを防ぐためにしっかりと保湿をしなければなりません。
そしてもうひとつ、注意しなくてはならないのが日焼け(紫外線)です。
脱毛をすると肌は熱によるダメージを受けた状態になり、とてもデリケートに。
ここでさらなるダメージを受けないよう、肌をしっかり守って保湿する必要があります。しかし、脱毛直後の帰宅中や翌日などに外出して日焼けをしたら、肌にとって非常に大きな負担がかかります。
普段でも海やプールに行ったときは日焼けをすると肌がヒリヒリし、やけどと同じ状態になります。脱毛直後のデリケートな肌は日焼けをしないよう、夏でも薄手のカーディガンを羽織るなどの工夫をしなくてはなりません。
失敗例④:効果が薄い
脱毛サロンやクリニックで使われるレーザー脱毛器は、レーザー(熱)の力でムダ毛に働きかける仕組みになっています。
施術者は脱毛を受ける人の肌の状態やムダ毛の太さなどを見て、機械の出力を変更しますが、強すぎてやけどを負う可能性がある一方、機械が弱すぎて脱毛効果があまり得られなかったという失敗例もあります。
特に、医療行為としてレーザー照射を行うクリニックは、それだけ強い効果が得られる脱毛器を使っていますが、医療行為を行ってはならない脱毛サロンでは、クリニックに比べて威力が弱い機械を使い、光脱毛を行っています。
それでもしっかりと効果が得られることが多いのですが、ムダ毛の状態や肌のコンディションによっては威力が足りないということも。
脱毛の効果が得られにくいサロンがあることも事実であり、その場合はさらに追加で施術を受けたり、脱毛サロンではなくクリニックに行ったりするということも考えなくてはなりません。