医療レーザー脱毛の機械って種類で特徴や効果は変わるの?効果が高い機種ってある?どれがおすすめ?と気になりますよね。
結論からお伝えすると、機種によって特徴や効果が異なるので、一概に「○○が効果高い!」「○○がおすすめ!」と断言することはできません。
ですので、これから脱毛を始める人は、機種ごとの特徴を理解して「自分の毛質や肌質や肌色に合った機械を導入しているクリニック」を選択するようにしたいですね!
この記事の目次
医療脱毛機械の違い。効果が高い機種は?
医療脱毛機器はたくさん種類がありますが、基本的な仕組みはすべて同じです。(どの機種であっても永久脱毛効果が得られるということですね)
ですが産毛向きな機種もあれば、剛毛向きな機種もあったりと、それぞれ効果や特徴は異なるので、どれも同じではありません。
では、どうやって機種の違いを見分ければいいのでしょうか?
医療脱毛機械の効果は【レーザー】と【照射方法】の組み合わせで決まる!
簡単にまとめると医療脱毛機器の特徴・効果は「レーザー×照射方法=効果」です。
そのため脱毛機器の違いを見分けるには、まずはレーザーと照射方法に関する基礎知識を身につける必要があります。
医療脱毛機器で使われているレーザーは主に3種類です。
何となく「短いレーザーよりも長いレーザーの方が効果が高そう!」と思いがちですがそうではありません。
- アレキサンドライトレーザー
└メラニンへの反応に優れた波長 - ダイオードレーザー
└効果のバランスに優れた波長 - ヤグレーザー
└深部へのアプローチに優れた波長
波長の長さによって特徴が異なるので、レーザーによって合う毛質・肌質・肌色も違ってきます。
「レーザーによってどんな特徴や、メリット・デメリットがあるのか?」について詳しく見てみましょう。
①アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーとは短い波長(755nm)のレーザーです。
3種類のレーザーの中ではもっともメラニン(黒い色素)への反応に優れています。
メラニンへの反応に優れている=濃く太い毛ほど強く反応するので剛毛に高い効果を発揮します。
また美肌治療にも使われるレーザーでもあるので、副次的な作用で美肌効果も期待できます。
一方でメラニンに強く反応する反面産毛には反応しにくいため、色黒肌は照射ができないのが欠点と言えます。
②ダイオードレーザー
ダイオードレーザーとは波長が中間位置にあるレーザーです。3種類のレーザーの中ではもっとも効果のバランスに優れています。
ダイオードレーザーの波長はアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間位置にあるので、「メラニンへの反応・レーザーが到達する深さも中間程度」です(バランス良くアプローチできるということですね)
そのためアレキサンドライトレーザーが苦手とする産毛・色黒肌・日焼け肌にも高い効果を発揮し、ヤグレーザーよりも少ない痛みで剛毛にアプローチできます。
③ヤグレーザー
ヤグレーザーとは長い波長(1,064nm)のレーザーです。
3種類のレーザーの中ではもっとも根深い毛へのアプローチに優れています。
波長が長い=深部に到達=根深い毛にしっかりとアプローチできるので、頑固な毛(VIOや男性髭など)への効果に関してはもっとも優れています。
加えてメラニンへの影響を受けにくく、高出力で照射できる性質から産毛・色黒肌・日焼け肌の脱毛や硬毛化の治療も対応可能!
しかしヤグレーザーは高出力な分、痛みが非常に強いのが欠点と言えます。